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本・読書 アーカイブ

2004年10月06日

推理小説

東野圭吾さんの「どちらかが彼女を殺した」を読みました。往復の通勤電車と寝る前とで二日間で読破。犯人はどっちだ??とスリリングな展開で途中でやめられませんでした。続きが気になって仕事が手につかなかった・・・(^^;) で、最後まで読んでも犯人がどちらかはっきりと描かれていない結末にはボー然。読者に推理させるといった趣向になっています。文庫本には袋どじで推理の手引きがあったり、読み終えた後にネット検索で犯人を確定する決定的証拠を確認したりするのが結構面白いというかはがゆかったというか。。。自分で犯人を見つけられなかったのが非常に悔しかったけどとても楽しめた一冊でした。

2004年11月08日

秘密

秘密
東野 圭吾

文芸春秋
2001-05
売り上げランキング 4,577

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面白くて3日間で読み終えました。3人家族で母親と娘が事故にあって、母親は亡くなります。娘はなんとか命は助かったけど、実は娘の中に母親の意識がある。体は娘だけど、心の中身は母親。というケッタイな状況をこの妻とその夫がその後どう過ごしていくのかが描かれています。実際にこんなことあるわけないと思うけど、心のつながりや二人だけで築きあげてきたものってなんかいいよねぇ、二人にしかわからない何かがあるっていうのがね! どうしようもない状況をいかにして気持ちを乗り越えていくか、覚悟できるか、心の葛藤がリアルに表現されていて、うんうんうなずきながら読めました。最後に母親が出てくる場面ではウルウルしてしまったんだけど、「えー、こんな終わり方ってありかいなっ!?」という結末だったのでとってもびっくりしました。タイトルの「秘密」という本当の意味がやっと最後でわかったのだよ! ところで私が妻(娘)の立場だったらどういう選択をするだろうか?想像もできない・・・。というか考えたくないというのが本音。私はそこまで強くないのである。

2004年11月10日

奇跡の人

またまた読書感想です。読書の秋ですからね~♪(^^)

奇跡の人
真保 裕一

角川書店
1997-05
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交通事故で八年間入院生活をしていた主人公。過去の記憶が一切なく、知識も小学生レベル。それでも彼はひたむきに前へと進んだ…。過去の自分に会いに・・・といったストーリー。
前半は話の進み具合が遅くて、途中でやめようかと思った。でも後半から思いもしない方向へスピーディーな展開で興味津々で最後まで読みきってしまった。決して後味のいい終わり方ではなかったし、だんだん主人公が自分勝手なヤツだと思えてきて同感は得られなかった。事故での病気によって複雑な事情がありすぎて現実味がなかった作品だったけど、「人は変われる。誰にでも変われるきっかけは持っている」というメッセージが込められているように思えました。それと自分の過去が気になる、知りたい、という主人公の気持ちだけはすっごくわかるような気がします。

2004年11月18日

天然日和

女優の石田ゆり子さんのエッセイ集。なんともお気軽に読めちゃう、四季に渡る日記のような本でした。セコムの話やフリーマーケットの話なんかは面白かった。サバサバした性格がわかりますよ。石田さんは一人暮らしなのに猫を4匹、犬を1匹飼っていて、そのペットとの暮らしぶりがなんとも愛しいのよね~。うーん、ペットと暮らすのも悪くないよなぁ。。。と。猫だと雑種がかわいいと思うんだけど、スコティッシュフォールドの子猫なんて私の心を射止めてしまうほどかわいいんだよなぁ~(^^) つぶらな瞳が!!動物を飼ったりしたことないので、全然知識ないけど、この本を読んでたらほんまに飼いたくなる。電車の中で、ある猫との出会いからおわかれまでの章を読んでたら、涙が出てきそうになったのだ・・・。はずかしぃ~。

天然日和
石田 ゆり子

幻冬舎
2002-08
売り上げランキング 20,955
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2004年12月10日

松本清張

「黒革の手帖」というドラマをみてました。昨晩最終幕でした。おもしろいな~。元勤めていた銀行から1億2千万を横領して銀座のママになるんやから。大金の移動がすさまじく、どーなんのーー?と常にドキドキな展開でした。億単位の金持ちになるのと、借金地獄と、どちらも体験できてしまう世界は怖いなぁ・・・。人間不信に陥ってしまうのもうなずけます。ウンウン。最後の方では敵をギャフンと言わせる場面は気持ちがスカ~っとしました。本当の最後は「え?これで終わり?」って感じでまた新鮮だったり。23年前の前作も見てみたいなぁ・・・というか原作の終わり方はドラマと違うんやろか??しかし米倉涼子のゴージャスな雰囲気がイイ!昔本当にキャバクラ勤めしていたらしいという噂を聞いたけど(?)。

さて、松本清張の別の本を読みました。「塗られた本」小さな出版社の女社長が、生活能力のない無職で詩人である夫の詩を出版するために、売れっ子小説家に書き下ろししてもらうため四苦八苦し翻弄する姿が描かれている。女であること、男であること、それぞれのいやらしさをズル賢く駆け引きするストーリーで最後までおもしろく読めました。主人公の女社長が着物を着る場面が多く、黒革の手帖の米倉涼子を想像してしまいました。

塗られた本
松本 清張

講談社
1987-05
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2004年12月18日

たかが猫、されどネコ

群ようこさんの作品。猫についていろいろと書かれてあり、さらっと読めます。猫好きな人には、以前猫が嫌いだった人が多いとありますが、結構いえてると思いました。nekonekoさんも最初は猫嫌いだったって言ってるし、私もそんな好きといえるほどの感情を持たなかったしなぁ。村上春樹のエッセイでも以前飼っていた猫が日本語をしゃべったと書かれていて面白いな~と。ちゃんと人間と同じように枕に頭をおいて寝てるというとことか、猫の不思議な魅力にますます興味津々です!

たかが猫、されどネコ
群 ようこ

角川春樹事務所
2001-05
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2005年01月19日

黒革の手帖

務めていた銀行から大金を横領して銀座のママに転身するというストーリー。昨年のテレビドラマが面白かったので、原作を読んでみました。登場人物の設定やシチュエーションなど、テレビと少し違ったので、印象はまったく違うものでした。結末も全然違うし。主人公の元子のあのどでかい勇気は羨ましい。でも恨みつらみってあそこまで大きくなると恐ろしいものというか、太刀打ちできない威圧感というか・・・。人を信じられなくなりそう・・・。しかし、その前に変な悪知恵を働かせると痛い目に合うってことを肝に銘じておかねばならん。。。人の生き方はそれぞれだけど、一人で頑張っているすがすがしさと寂しさが入り混じってちょっと胸が痛い、そんな物語でした。テレビの設定のほうが気持ち的に救われるし、面白かったかな。

黒革の手帖 (下巻)
松本 清張

新潮社 1983-01
売り上げランキング 3,269

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2005年01月27日

今週妻が浮気します

すごいタイトルだ!でも本を読んだわけではありません。話題となったネット掲示板を気になったので拾い読みした程度です。なのでことこまかな内容はわからないけど、浮気の発端・途中経過・結果を把握できました。少し前に話題になった「電車男」の夫婦の浮気版です。
「質問:今週妻が浮気します。今はホテルに乗り込んで何かしらの決着をつけようと思っています。しかしそれは正しい方法でしょうか? 乗り込んでどうするのがよいのでしょうか?」――インターネットの匿名掲示板に寄せられた一人の夫からの悲痛な質問から始まった。さまざまな人からのアドバイスのやりとりや、十人十色な考えた方があり読んでいて面白い。夫婦愛の結末は・・・・・。
旦那さんがマスコミ関係のお仕事で2~3日帰らないのが常で、奥さんの”寂しさ”が原因のひとつなんではないかと私は個人的に思う。でもその寂しさを埋める方法を間違っちゃいかんだろう!でも旦那さんもすごい。読んでて、奥さんにそんなことまで言われてもまだ愛しているって!?裏切った人を愛し続けていけるのか?私なら冷めてしまうカモ。人間不信に陥ります・・・。「結婚したらすべての行動に責任を持て」とよく言われますが、まさにそれ。あとから「なかったことにして~」は通用しません。この旦那さんにも奥さんにも共感を得られなかったなぁ。共に暮らす、一緒に生きるという意味をどう捉えるのか人それぞれだけど、相手や家族に対し誠実さがなくなったらまったく無意味なものになるんでしょうね。
あ、なんかマジメに語ってしまった(^^;)

今週、妻が浮気します
GoAhead & Co.

中央公論新社 2005-01-25
売り上げランキング 1
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2005年01月28日

アブサン物語

猫との出会いから21年間一緒に暮らしてきたエピソードがエッセイとして書かれている。猫の魅力や人間と猫との関係がうまく、そして自然に描かれている。猫を飼いたくなってきてしょうがない本でした。アブサンの最期にはなんだか感動して涙がホロリと・・・。

アブサン物語
村松 友視

河出書房新社 1995-12
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2005年02月15日

麻酔

子宮筋腫の手術を受け、医療事故で植物人間になってしまう妻。妻の不在な生活にとまどう夫。担当の麻酔科医師。病院の対応。子供達の心境。医療過誤は身近な問題であるので、万が一自分の家族が・・・と、いろいろと深く考えさせられました。孤独とはこういうことを言うのかなぁと。感情移入してしまったせいか、目頭が熱くなるシーンも何度かありました。とても静かな感動があったし、読んでよかったと思います。当たり前の今の生活、健康であること、やりなおしのきく人生、すぐそばに誰かがいるということ、、、、
心に強く残った一文。「いまになって、幸せというものがごく普通の、些細なことだと気づいた。些細なことが積み重なって、幸せがあることがわかった。」

麻酔
渡辺 淳一

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2005年05月30日

魔法の杖

悩みや迷い、自分はどうすればいいか?と思ったときに手にとってみてみてください。問いかけを心の中で確定させ、本をパッと開きます。そこには運命のメッセージが!
友達の恋の行方や仕事の悩みのメッセージはふむふむ、と納得するものでした。まぁそんな気がする、だけなのかもしれませんが(^^;) 私もいくつかやってみましたが、あいまいな気持ちが多かったのが、「気持ちが定まっていないのでページを開きなおしなさい」といったメッセージを何回か開けてしまった。(汗)でもたんなる占いと思いつつ、メッセージの解釈の仕方も人それぞれだけど、そこがヒントとなるのか読んでてなんだか気持ちが落ち着く感じがしましたよ。興味のある方は書店でチェックしてみてねん。結構いろんな人が手にとってみてる感があったけど・・・

詳しくはこちら~→魔法の杖

2005年06月05日

11文字の殺人

「気が小さいのさ」あたしが覚えている彼の最後の言葉だ。あたしの恋人が殺された。彼は最近「狙われている」と怯えていた。そして、彼の遺品の中から、大切な資料が盗まれた。女流推理作家のあたしは、編集者の冬子とともに真相を追う。しかし彼を接点に、次々と人が殺されて…。サスペンス溢れる本格推理力作。東野圭吾さんの作品をひさびさに読みました。いや~、出てる登場人物みんな怪しいんです。でも途中から犯人がわかってしまったような感があるので、まぁまぁの作品でした。一気に読んでしまったのでなんだかあっけなかったような・・・。

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